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【マイコン・ロボット科】ロボコンへの取り組み(その13)モデリング奨励賞受賞

 

こんにちは。ロボコンへ向けた取り組み(MDDロボコンの結果報告)です。

 

2010年10月27日から29日まで、東京オリンピック記念青少年総合センターで開催された情報処理学会組込みシステム研究会主催のESS(Embedded System Symposium2010の特別イベントとしてMDDロボットチャレンジ飛行船ロボットコンテストが開催されました。26日の練習飛行、27日の飛行競技本番、28日のポスター発表と3日間緊張の連続でした。

 

今年度は、IBM基礎研究所、東京電機大学、広島市立大学、徳島大学、日本大学、南山大学、京都情報大学院大学、和歌山大学、芝浦工業大学、青森職業能力開発短期大学校、沖縄工業高専、横浜システム工学院専門学校など17チームが参加しました。専門学校は僕たち「横浜システム工学院専門学校のYSE希望が丘飛行船チーム」だけです。一条校でなくても学生(センモンガッコウセイ)はすごいんだってところをみせたいねっ!。

 

●26日 前日練習飛行

初めて高い天井のもとでのびのびと飛行させました。室内は空調が切ってあり汗だくです。
 

飛行練習の合間に各チームは一休み↑ 練習は救命ヒモを付けて飛ばします↑ 

●27日 飛行競技本番

 
YSE希望が丘飛行船チーム↑     ピットで作戦会議↑ 

 
自律航法スタート↑       赤い風船目指して経路飛行↑

 

YSE希望が丘飛行船チームは、そこそこいい経路飛行をしたのですが、ホバリングで有効な点が入らないなど思うように点が伸びませんでした。

 

飛行船相撲競技も開始直後に超音波センサーによる高度判定が誤作動して自爆してしまいました。

 

●28日 ポスター発表会場

台風14号の影響による雨にもかかわらず、結構な人出です。学会発表初体験で最初は緊張していましたが、僕たちに関心を持って人が集まってきていろいろと質問されました。こうなると口が回ります。

 

ポスター会場は結構にぎわいました↑ YSE希望が丘飛行船も関心の的↑

 

●28日 表彰式

事前に提出したソフトウエアのモデル部門、当日の自律航法飛行競技部門、エキシビションの飛行船相撲競技部門、モデルと自律飛行を合わせた総合部門など4部門の成績が発表され、モデル部門で「モデリング奨励賞」をいただきました。最優秀賞、優秀賞につぐ第3位です。


モデリング奨励賞を受賞しました↑  
 

前日の飛行練習終了後に学校に戻ってきて、夜中までかけてプログラムを修正し、自信はあったのですが、自律飛行競技は残念な結果に終わってしまいました。

 

表彰式では、「今年は専門学校の活躍が目立った」と、ETロボコンのときと同様な評価をいただきやっただけのことはあったと少し元気が出ました。

 

飛行競技では来年につながるいい飛行ができ、また改善につながる大きな収穫もありました。競技部門での賞は来年のお楽しみとしてとっておきます。

 

今回は何よりも、初めて触った開発環境であったVisual StudioVisual C++)を1週間で使いこなし、飛行船自律航法プログラムと飛行船用GUIを3週間で完成させれたことが一番大きな成果でした。センモンガッコウセイもなかなかやるがぜよ!リョーマさんっ!!

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