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【モバイル・ロボット科ブログ】かながわ しごと・技能 体験フェスタ 出展報告(いったい彼らは学生ですか?)

平成25年11月9日(土)―10日(日)パシフィコ横浜展示場Dホールにて「かながわ しごと・技能・体験フェスタ」が開催されました。
このフェスタは神奈川県職業能力開発協会主催で、プロの職人の方々による実技指導や制作体験コーナやステージイベントが中心のイベントでした。
箱根のキリコ細工や組み木細工、大工さんによる木工の体験やのこぎり引き、かんな削り、壁塗りや、石のはんこ作りや寄木コースタ制作、ランプシェードや名刺入れ制作、紙飛行機にタコあげなどいろいろな体験コーナがありました。

会場の真ん中には家が建つ   かんな削り        寄木細工

組み木細工        ランプシェードとYSEのコラボ  紙飛行機のプロ

科学実験(超電導も見た)  こんなパフォーマンスもあった。

YSEは専門学校・職業訓練校による実演・展示コーナで、ロボットの実演と操縦体験コーナを開設運営しました。
青いYSE-Tシャツを着た学生たちのテキパキきびきびしたチームワークのいい運営に、見ていた方から、「アレは学生?・・・お金で雇ったエキストラかパートさんじゃないの?」という質問があったようですが、正真正銘YSE-MR科の現役の2年生と1年生です。YSE課題挑戦型プロジェクト教育の一環ですから、ノーギャラです。
(YSE-MR科 NXT班全員集合 1列目と2列目は1年生/3列目は2年生)


自分たちの役割・パフォーマンスのクォリティにはシビアで、納得がいかないときはすぐに反省会をやって、学校に戻り、プログラムを直したり、練習を深夜まで行い、翌日に出直してきます。
彼らのモチベーションは、自分たちの一番いいものを見て欲しい。チームとしてうまくできなかったり、自分のロボットが不調でパフォーマンスが悪くなった時には、悔しくて悔しくてたまらない気持になります。
こういうモチベーションで動いている彼らはいわゆる学生感覚(単位のため・・・)やバイト感覚(お金のため・・・)ではなく、プロ感覚(お客さまに楽しんでいただきたい。そのために骨身を惜しまない)を持っています。だから周りからみると学生には見えないのだと思います。
 
「YSE課題挑戦型プロジェクト教育」では、教員は方向を示し、到達点を示します。後は学生たちが自分たちで試行錯誤しながらSTUDYします。
LEARNINGではなくSTUDYをするのでが学生が成長します。

大学生・大学院生・企業人をしのぐほど天井知らずに成長するのはロボコンでも証明済みです。そんな彼らの成長ぶりを見るのが我々YSEの教員の一番の楽しみです。
会場でのパフォーマンス2つ
MR科1年制による「NXTパレ―ド2013」初公開!!
<動画1年>


MR科2年生によるNXT-アスレティック走行(NXT―HANZO)
<動画2年>

「よくやった。お疲れさん・・・」とねぎらったけど、彼らはまだまだ納得できていないみたい。最終日の今日も学校に戻って次へ向けてミーティングを開くようです。
 

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